KRT邸2

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KWK邸


 ESM 邸

主要用途:専用住宅

所在地 :東京都品川区

規模  :地上2階

構造  :木 造

敷地面積: 90.37平方メートル

建築面積: 52.35平方メートル

延床面積:102.54平方メートル

竣工  :2010年 1月

(共同設計:TAICS/長谷川えいこ)

・外観

 南東側から見た外観。

 白い箱と木のバルコニーがポイントに

 なったデザイン。

・南西側から見た外観

 写真右手が玄関アプローチ。

 2つの白いボックスと木のバルコニーが

 絡み合う外形。

・南東2階レベルから見た外観

 建物3方が隣家に近接しているため、狭い道路に

 面する南側に唯一のスペースを有する。

 室内に太陽光を入れ込むために、南面に対して大きな

 開口部と高窓を設けている。

・玄関

 1層半の高さのある玄関スペース。

 左手の大きな引き戸を引き込むと、リビングスペース

 とオープンにつながる。

 玄関框は、建て替える前の建主が生まれ育った従前

 住居のもの。

・LDK

 南側の開口部から太陽光が降り注ぐ、

 1層半の高さのあるLDK。

 手前は2階につながる吹抜と螺旋階段。

 床は杉の無垢板材(圧密タイプ)、壁は漆喰塗り

 仕上げ。

・1階全景

 LDKから、吹抜部分を通して奥の祖母の部屋を

 見る。

 祖母の部屋は引き戸で閉められるが、引き戸を引き

 込むと一体に空間がつながる。吹き抜け上部からも

 光が降り注ぐ。

・LDK

 中央がLDK吹抜部分。左手が祖母の部屋。

 奥が玄関スペース。

 引き戸はすべて引き込んで、収納することができる

 ようになっている。

・1階全景

 キッチン側から見たLDKと奥の祖母の部屋。

 写真右手の高窓と地窓は、東側の玄関アプローチ空間

 から、人の視線を気にせずに光と風を取り入れるため

 の窓。

・祖母の部屋

 畳と板の間を半々にしている。

 障子は、建主祖父が製作した従前住居のもの。

・LDK吹抜

 2層半の高さをもつ吹抜は、採光と換気の効果を

 もつ。

・2階通路

 吹抜に接する2階通路。さらに数段上がって奥の

 部屋に入るスキップ構成になっている。

・2階通路

 数段上がった正面はユーティリティ、上部はロフト。

 右手は主寝室、左手は個室になっている。

 それぞれの部屋が引き戸を開けるとオープンにつなが

 り、最上部の開口からの採光と換気が得られる。

・2階通路

 ユーティリティ側より見た吹抜部分。

 奥はトイレ・洗面スペース、上部は収納。

 仕上げは1階同様、床は杉の無垢板材、壁は漆喰塗り

 仕上げ。

・北西側個室

 可動家具で仕切って2部屋としている。

・北東側個室

 可動家具で仕切られたもう一方の部屋

・南東側主寝室

 左手奥は可動家具でつながる多目的スペース。

 上部欄間と天窓障子は従前住居の建主の祖父製作

 のもの。

 奥は吹抜空間を通して個室を見る。

 引き戸と天窓障子を開け閉めすることで、吹抜空間と

 の関係を変化させ、光や風をコントロールすることが

 できる。

写真/清水将視

清水亮一


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