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音階の家


 広間の家

主要用途:専用住宅

所在地 :東京都

規模  :地上3階+地下1階

構造  :木 造+RC造

敷地面積:159.12平方メートル

建築面積: 95.17平方メートル

延床面積:297.55平方メートル

竣工  :2010年12月

・外 観

 外壁は、ブラウン系の金属系サイディング。

 1階の、お茶室に係わる部分については、

 和の雰囲気に合うように、吹付塗装としている。

・外 観

 ご家族3世帯が住まわれるため、各世帯に、

 外部から直接アプローチ出来るように、

 外階段を設けている。

・外 構

 竣工、引渡後、建て主が楽しまれて作った庭。

 この庭に面して、露地口、腰掛けがある。

・外 構

 軒下に簾を下げ、外部からアルミサッシの

 存在を消している。

・玄 関(茶室用)

 床は、幅広の無垢のケヤキによる板張り。

 壁は聚楽風塗り壁とし、天井は無垢の杉板と

 している。

 玄関の一部には坪庭を配置し、季節の花などを

 飾ることが出来る。

・待 合

 ベンチは、床と同じ無垢のケヤキによるもの。

 腰掛け、及び背板部分は継手のない、1枚ものを

 使用。

 ベンチ下部は、収納となっている。

・広 間+鞘の間

 お茶席の際は、庭から鞘の間を経て、広間に

 入る。

・広 間(8帖)

 松風楼の写しによる、お茶事を行うための広間。

 本炉壇を切ってあり、本床と琵琶台を設けている。

 空調設備は壁埋込式とし、照明器具も天井埋込とし、

 目立たないように配慮をしている。

・広 間

 欄間は、建て主のご実家で以前使われていた

 ものを、再利用。

 天井は、竿縁天井としている。

・水 屋

 炭入れも備えた水屋。

 水屋には勝手口を設け、外部と直接行き来する

 ことが出来るよう、動線に配慮している。

・1階廊下

 中庭を持つ、1階廊下。

・LDK

 3階まで吹抜けを持ち、上部トップライトから

 光が差し込む、明るく開放的なLDK。

・LDK

  吹抜けには、キャットウォークを設けている。

 造作家具の色は、建て主の好みで濃いめにして、

 白い壁とメリハリを付けている。

・キッチン

 造作家具によるアイランド型キッチン。

 天板はSUS製。折畳み式のカウンターなど、

 デザインと使い勝手を考えて設計している。

・LDK

 床は無垢の栗材に、蜜ロウワックス仕上げ。

 硬く傷つきにくい性質を持っている。

 また、栗材の白い木肌が、LDKを、

 爽やかな空間にしてくれている。

・LDK 吹抜け

 1階から3階までの吹抜け、そしてトップ

 ライトまで続く、伸びやかな空間。

 トップライトから光が差し込む、明るく開放的な

 空間となっている。

・地下1階 オーディオルーム

 プロジェクターにより、壁に直接投影。

 防音にも配慮し、AV機器の配線が綺麗に

 納まるよう、床の一部が外れるように、

 設計してある。

・地下1階 寝 室

 地下に設けた落ち着いた寝室。

 ドライエリアから、採光、通風が確保出来る。

・地下1階 寝 室

 天井より吊り下げられたハンガーレールにより、

 寝室を自由に仕切ることが出来る。

・地下1階 ドライエリア

 寝室と浴室に面したドライエリア。

・地下1階 洗面脱衣・トイレ

 床仕上げはタイルとしている。

・地下1階 浴 室

 ドライエリアに面した、開放的な浴室。

・2階 書 斎

 スノコ状の板の上には、畳を置く予定。

 スノコの下は、書類などを収納出来る

 床下収納となっている。

・2階 書 斎

 壁一面に、造り付けの本棚を設置。

・2階 サンルーム
・階段室

 段板には、センを使用。

 鉄骨階段で、スッキリとした軽やかデザインと

 なっている。

・2階 居室2

 居室2からロフトへと続く階段。

 階段は、前の家で使用して、使い慣れたものを、

 高さを調整して、再利用。

・2階 ロフト

 白い壁と天井、西南サクラの床材、シナ合板の

 建具で、シンプルに仕上げられている。

・2階 ロフト

 吹抜け部分で2階居室へと繋がっている。

 また、窓から1階LDKの吹抜けとも繋がっ

 ている。

・3階LDK

 ロフトとトップライトを持った、LDK。

・ロフト

 可動式のトップライトを持ったロフト。

写真/紅林敏明

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